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03/11/15 【コネティカット通信一覧】
宇院蔵 香苗ああ、さみしい……
【ハートフォード〔米コネティカット州〕発11月15日】あの美しい黄葉からほんの数週間で、こんな景色になってしまい、さびしい・・こんなこというの、失礼ですが、髪の毛といっしょで、ひらひらと落ちてくるのを眺めていると、切ない気分になってきます。もう茶色くなって、しなびているのに、一生懸命しがみついてる葉を見ると、「がんばってぇ」というより、「無理しなくていいよぉ」と声をかけてしまいたくなるのは、この時期に特有の感情なのか、私一人がへこんでるのか。とにかく、ここは急に寒くなりました。 お日さまが出てるのに、こんなに寒いんじゃあ、曇りの日はどうするの?っテ、怒ってもしょうがないのですが、昨日は朝、ゴルフに行ったら、ティ−を刺すのに、突き指しそうになったり、ティ−が折れちゃったり、すっかり手持ちを使い果たしてしまいました。パターも、カ−リングのように、そっと押し出さないと、すごい勢いで滑っていってしまうので、とてもスリリング?でした。あがるころになって、ようやく地元っ子たちが集まってきたところを見ると、冬は晴れてても、午後からゴルフをした方がいいみたい。あと少しで雪が降り始め、ゴルフ場もクローズするので、来春までさようなら!と、とりあえず挨拶してきました。
港の方もだいぶひっそりしていて、「おしくら饅頭」してるボートを、かわいらしく思い、青空が高い分だけ、いつもより視界が大きく広く感じて、得した気分になったのですが、やっぱりここもさびしい…砂浜で子犬を散歩させてる人たちでも眺めて、心を和ませようと思い、行ってみたのですが、ほんとに、だれもいなくて(うそじゃないです)、波と砂と風の音しかしない…さびしい。色というのは、感情にすごく反映してくるものだと、改めて感心し、あの深呼吸する時に目をつぶってしまうような美しい「黄葉」から、隣にいる人の手をきゅっと握りたくなる「雪景色」に変わるまでのちょっとの間、少し「さびしい色」をがまんしました。
こういう時は、新しいモノを追いかけてゆくよりは、ちょっと、ノスタルジックな気分に浸りたくなるのは、港が好きな人たちに共通することだと思うのですが、この人は何語を話すのだろうか?などと思いながら、無言で挨拶を交わしている空間を共有している安心感があるというか。夏の海と違い、冬の海で出会った人に恋心が芽生えないのは、いろんな思い出がその人をバリヤしているからじゃないのかなあ?なんて思ったりします。極端なことをいうと、「すごく綺麗な景色なの。なつかしいね〜」なんて写真つきのメールを送れたりするので、空間を共有しているせっかくのチャンスを台なしにしている人が多いのかも知れない…。 もうすぐ、サンクスギビング〔感謝祭〕。次回は、もっと楽しいお話になると思います。お楽しみに!! |
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