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KASHIWABA DRIVE〔編集長の雑記帳〕

松浦一樹

 【横浜発2月28日】 ねえさあ、これでいいわけ?

 きょう、初めてみなとみらい線に乗ったんだけど、まずいんじゃないの、あれ?夕方5時すぎに、渋谷で460円の運賃を払い、特急「元町・中華街」行きに乗ったんだけども、マア、乗客がいっぱいで、「そうか、土曜だし、みんな中華街で食事なのかな」と思っていたら、9割が横浜駅で降りちまった。そこから先、すなわちMM線に乗り入れた途端に、ガラスキになっちゃった。1か月前に開通したときは、これでもか、というほど、ギュウギュウ詰めになってたわけでしょ。いいんですか、これで。みんな、東急東横線のお客さんだったわけですよ。元町はきょうはまだ、チャーミング・セールをやっているのに、何だって、あんなに空いてんだろう。

 話に聞いていた通り、駅はみんなきれいだし、車両が新しいから、電車は乗り心地がいい。しかし、「駅がきれいだから、電車に乗ろう」という人は、いたとしても、最初だけでしょう。これからが、勝負ということなんだけども、騒ぎはもう、沈静化に向かっているのだろうか。

 元町・中華街駅で降りて、元町側の出口を利用しました。言われていた通り、あの地下5階の深さは、怖いもんがあるよね。エスカレーターが延々と続いて、「まだ、改札じゃないの…」といった感じ。通勤には向かないよね。通勤客は、ダッシュが利くような構造を好むもんだ。石川町駅のように、電車が入ってくるのが、わかるような構造がいい。マア、元町・中華街駅から通勤する人というのは、限られているのだろうけど。

 プラットホームから、地上に出るまでの間に、もっとエンターテインメントがあった方がいいよね、あれ。売店を設けるとか、ちょっと、博物館か美術館のような造りにしてみるとか。なんか、面白みがないじゃない、あれじゃ。病院じゃないけど、「白い巨塔」だよ、あれじゃ。

 いずれにしても、期待はずれに終わったのでした。元町の商店街に出てみると、マア、チャーミング・セールだけに、人出はあるんだけど、ありゃ、前からいた人たちなんじゃないかな。これからが、正念場だな、元町は。器は整ったけど、要は中身〔コンテンツ〕だよね。ブームを巻き起こすような勢いがないと、人はすぐに離れてくと思うんだな。

 みんながいい、いい、いうから、あえて、嫌なことをいってみました。また、嫌われちゃうかな。