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04/08/10 【KASHIWABA DRIVE一覧】
松浦一樹【横浜発8月10日】真夏の風物詩なのはわかるが、いい加減にしてほしい。お祭りです。いや、祭りはいいのですが、あの音楽はもう、かんべんしてほしい。「月が〜出た、出たァ〜」までは、まだがまんできるし、「一円玉の旅がらす」も許そう。ですが、あれ、あの声が聞こえ始めると、笛を吹かれたキカイダーのように、体の自由が利かなくなってしまう。おわかりでしょう:「ビューティフル・サンデー」。田中星児〔グッチ裕三のいとことは知らなかった…〕のあの歌。 小学生のころ、私もドーナツ盤を持っていました。ちょっと調べてみると、1976年〔昭和54年〕のヒットで、田中星児はその年の紅白にも出ている。「たい焼きくん」ほどでないが、それなりに流行したわけです。とはいえ、30年近くも前のこと。初代「歌のおにいさん」も今年57歳になるというのに、いまだに祭りの定番というのがわからない。 この週末は、わが柏葉〔中区〕でもお祭りがあったのですが、暑いから、わが家の窓は全開。すると、あれが聞こえてくるのですが、土曜の夜から「さわやかな、にちよお〜」とやられると、どうしても調子が狂ってしまう。テレビ観戦中のアジアカップにもかぶってくるから、うっとうしい。日曜もこんな調子だから、ビューティフルなサンデーが全然「すばらしいデー」じゃない。「ハぁっ!ハぁっ!ハぁっ! ビューリフル〜」のリフレインがカシワバ・バレー〔私が勝手にこう名づけているのですが…〕にこだまするたびに、こっちは寿命が縮まっていく。 こう毎年、毎年、借りてきた音楽でよく耐えられるものだ。率直にいえば、「月が〜」と「一円玉」だってつらい。なぜ、オリジナルがないのだろう。柏葉だったら、「柏葉音頭」があっていい。だいたい、「横浜音頭」ってのは、あるんだろうか。ご存じの方がいたら、ぜひ教えてください。それに、どうせならもっと新しい音楽も使えばいいのに。30年間、ほかに何もなかったってことはないでしょう。 それから、大きな疑問が一つ。私は小学生のころ、千葉県柏市にいたのですが、地域の祭りでやはり「月が〜」と「ビューティフル・サンデー」が流れていた。柏の一昔前と、柏葉の今が同じなのだから、あきれてしまう。祭りというのは、地域特有の何かが表われる場ではないのか。もっとも、柏には「柏踊り」という立派な音頭があったから、その分、柏葉が負けているが。いずれにしても、あっちの町内会とこっちの町内会が同じ祭りをやっているのは、おかしい。とにかく、「ビューリフル」に代わる何かを見つけてほしい。 |
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