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04/08/24 【KASHIWABA DRIVE一覧】
松浦一樹【横浜発8月24日】スティーブン・スピルバーグの映画監督としての処女作品は確か、「激突」。黒塗りの大型トラックがデニス・ウィーバー〔70年代でしたか、「警部マックロード」というテレビ・シリーズで活躍〕の運転する車をわけもなく、ひたすら追いかけるというスリラーもので、後のヒット作「ジョーズ」の原型ともいわれています。 なんでこんな話から入るのかというと、アテネ五輪の女子マラソンを見ていて、この映画を思い出してしまったのです!アフリカ人を蔑視〔べっし〕するつもりはないのですが、スパートをかけた野口みずきをぐいぐいと追い上げた、ケニアのヌデレバ。ストライドが大きいうえに、グラサンが不気味だから、なんとなく、イヤーな予感がした。後方から、かわいらしいみずきちゃんに魔の手を伸ばす黒い影…最後は10数秒の差まで迫ってきて、興奮しやすい質〔たち〕の私ならずとも、みなさん、ドキドキしたことでしょう。 レースが終わってみれば、こちらの予感なんぞ、全くあてにならなかったわけですが、まあ、あのスプレンディッドなドラマの中で、ヌデレバが重要な役割を果たしたのは、まちがいないでしょう。日本人本位に見るなら、助演女優賞にふさわしい。 それにしても、ゴール後のみずきちゃんは、ステキな表情でした。記憶に残るだろうな。 ◆ ◆ ◆ 女子レスリングもがんばりましたよね。メダルは、金2つに銀と銅。浜口京子は、大口たたいて、銅に終わったわけですが、それでいいじゃないか、と思う。江戸っ子は、ほら吹くくらいで、ちょうどいい。試合後、お岩さんのように右目を腫らしていましたが、痛々しさよりも、さわやかさが前面にて、よかった。「金メダルよりも、大きなものを得た」。あんな言葉、なかなか出てきませんよね。あっぱれだ。 それに比べると、伊調姉の反応がちょっと気になりました。若いから、大人気ないのは仕方ないのですが、「オリンピックの銀でもうれしくありません」と人を寄せつけないような言葉を吐いてしまうメンタリティーがこの選手の弱さなのかな、という気がしたのです。何をやっても根気のない私が、五輪選手について、とやかくいえる立場にはないのですが、やっぱり、浜口京子的、アニマル浜口的な明るさがほしい。明るさというのは、その人のゆとりの表れだと思う。空気を重苦しいものに変えてしまう妖力は、捨て去った方がいい。 ◆ ◆ ◆ それにしても、今大会は女子がいいですよね。柔道しかり、レスリングしかり。男子も、それなりにがんばっているし、結果も出しているのですが、女子にはちょっと後れをとっている感じです。女の時代です。 ◆ ◆ ◆ 長嶋ジャパンが負けた、オーストラリアに。考えられん! 拍子抜けして、テレビを消してしまいました。オリンピックを見るのが嫌になって、打ちっぱなしに出かけました。ドライバーの調子よし。少し気分がよくなった。 |
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